勇気を必要としない
家計を直視するのにも、助けを求めるのにも、勇気がいります。 その勇気が出せない日のために、勇気がなくても使えるものにします。
つくり方
いざというときに使うものは、いざというときに思い出せません。 だからわたしたちは、どんなプロダクトでも「ふだんづかいできる形」にこだわります。
家計を直視するのにも、助けを求めるのにも、勇気がいります。 その勇気が出せない日のために、勇気がなくても使えるものにします。
複雑な数字も、見えない不安も、ひと目でわかる形に変えます。 お金の流れも、帰り道の様子も、見えれば少しだけ安心できます。
動いていないのに動いているように見えることを、いちばん警戒します。 届かなかったときは、正直にそう伝わる設計にします。
プロダクト
最初に形になったのは家計簿アプリ「Cashmap」。そして今いちばん力を入れているのが、 見守りアプリ「みまも」です。
「今月、お金はどこに消えた?」を、ひと目でわかる家計簿に。
収入から支出までのお金の流れをサンキー図で可視化する家計簿アプリです。 テンキーでサッと記録するだけで完結し、通帳・カードの自動連携には頼りません。 明示的な操作で完結させることにこだわった、最小限の機能の家計簿です。 LINEのグループ感覚で使える割り勘グループ(人数無制限)や、カップル・夫婦での 家計共有(端末間リアルタイム同期)にも対応しています。
そして今、もっとも力を入れているのが、もうひとつの日常の不安——帰り道です。
AIがいっしょに歩く、見守りアプリ。
歩く人と見守る人を、外出のあいだだけつなぐアプリです。 AIが転倒や長時間の停滞などの異変に気づき、まず本人に確認したうえで、応答がないときだけ家族に知らせます。 「今日も無事に帰ってきた」を誰かが知っている——その状態を、特別な手続きなしに日常へ置くための最初のかたちです。
みまものはじまり
ここからは、「みまも」というプロダクトが生まれた背景についてです。
病とたたかいながら、それでも生きたいと願う人がいます。 その命をつなぎとめるために、医師は日々、全力を尽くしています。
その一方で、日常のなかで静かに失われていく命があります。 病院の外側で、誰にも気づかれないまま起きていることに、医療だけで手を伸ばすのは簡単ではありません。
けれど、手立てがまったくないわけではないはずだ。 ——そう考えたことが、「みまも」のはじまりでした。
みまもの姿勢
責めることも、急かすことも、
「がんばれ」と言うこともしません。
その人がその選択にたどりつくまでに、どれだけ長く、ひとりで考えつづけたのか。 わたしたちは、それを知らないままに何かを言える立場ではないと思っています。 だから、誰かの選択を否定しません。
わたしたちにできるのは、もっと手前のことです。 その長い時間のどこかに、ほんの少しだけ、誰かとつながっている状態を置いておくこと。 気にかけている人がいると、言葉にしなくても伝わっている状態をつくること。
それは劇的な救済ではありません。 けれど、特別な決意をしなくても受け取れる支えが日常のなかにあることには、意味があると信じています。
団体概要
相談できるところ
話す内容がまとまっていなくても、うまく説明できなくてもかまいません。 無料で、匿名で相談できる公的な窓口があります。電話が苦手な場合は、SNSやチャットで相談できる窓口もあります。
いのちに関わる危険が迫っている場合は、ためらわず 119 番に連絡してください。
お問い合わせ
自治体・学校・医療機関・支援団体のみなさまとの連携を探しています。 取材やご相談も、お気軽にご連絡ください。
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